2006-08-30 第5回小林秀雄賞 書物 荒川洋治『文芸時評という感想』(四月社、2005)が、「第5回小林秀雄賞」を受賞した。12年間の「産経新聞」掲載の「文芸時評」を収録した本が小林秀雄賞というのは、初期の小林氏のスタイルを考えれば、じつに妥当な選出だろう。拙ブログでは昨年末の12月29日で取り上げた。嬉しい情報だった。何より「文学は実学である」(p.292-293)が輝いている。 文芸時評という感想作者: 荒川洋治出版社/メーカー: 四月社発売日: 2005/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (58件) を見る