第5回小林秀雄賞


荒川洋治文芸時評という感想』(四月社、2005)が、「第5回小林秀雄賞」を受賞した。12年間の「産経新聞」掲載の「文芸時評」を収録した本が小林秀雄賞というのは、初期の小林氏のスタイルを考えれば、じつに妥当な選出だろう。拙ブログでは昨年末の12月29日で取り上げた。嬉しい情報だった。何より「文学は実学である」(p.292-293)が輝いている。


文芸時評という感想

文芸時評という感想