TRCブックポータルの廃止


日々の新刊図書のチェックが可能な唯一のサイトであり、実際毎日の閲覧が楽しみなTRCブックポータルが、2016年3月で廃止との告知がHP上に出ている。


TRCブックポータル

【TRCブックポータル運営終了のお知らせ】

お客様各位

平素よりTRCブックポータルをご利用いただき
誠にありがとうございます。

さて、TRCブックポータルは、これまで皆様のあたたかいご支援のもと事業をつづけてまいりましたが、このたび、諸般の事情により、2016年3月をもちまして運営を終了させていただくこととなりました。

これまで賜りましたご芳情に、謹んで御礼を申し上げます。

つきましては、運営終了までのスケジュールをご案内いたします。

2016年2月5日:書評投稿受付終了
2016年2月29日:クリッピング、エクスプレスメール配信サービス終了
2016年3月15日:ご注文受付終了(17時)
2016年3月25日:サイトクローズ
(2016.02.22 14:30更新)

※順次各種サービスの停止を予定しております。停止日時は随時本ページにてご案内させていただきます。

末筆ながら、皆様の末永いご多幸を心よりお祈り申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。

                      
株式会社図書館流通センター


とのことである。困ったことになった。図書館流通センターは存続するが、ブックポータルは運営終了というのは、事情があるからだろうか。


新・どの本で調べるか―“調べたい本がかならず探せる”

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販売はしないが、データの公開は続けてほしい。何より、毎日刊行される新刊書の情報が、「単行本」「文庫・新書」「雑誌」の書影つきデータの一覧はは、TRCブックポータルしなかない。販売は中止してもいいのだが、新刊の公開サイトとしての機能は残していただきたい。


それが無理ならば、「TRCデータ部ログ」の「日刊案内」を残して欲しい。TRCブックポータルへのリンクは消滅しても、一覧だけでも貴重な情報なのだ。


TRCブックポータルでの個人的な図書購入には条件があったが、新刊情報一覧の毎日更新するという情報提供の意義は大変大きかった。さて、これからはどこで新刊情報を確認すれば良いのか?


書棚と平台―出版流通というメディア

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書物の環境論 (現代社会学ライブラリー4)

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