気まぐれ古書紀行


気まぐれ古書店紀行

気まぐれ古書店紀行


岡崎武志『気まぐれ古書紀行』に、京都の古書店紹介がある。京都は旅する街なので、学生時代に下宿していた著者のように住んだことはないが、合計すると延べ1ヶ月くらいは滞在している。岡崎さんが紹介している一乗寺のスーパーマーケット2階にある名画座京一会館」に触れている。この映画館にも2回、足を運んだことがある。記録によれば、寺山修司田園に死す』や高橋伴明TATTOO〔刺青〕あり』などを観ている。


岡崎武志は、広島では八丁堀の「アカデミィ書店」に触れている。広島は「ジュンク堂広島店」と「アカデミィ書店」と「サロンシネマ」、それに広島風お好み焼き。岡崎氏は「力うどん」を強調しているが、うどんは讃岐だ。


名古屋では、今池にある「名古屋シネマテーク」へ彼の地訪問時に時間の許す限り足を運んでいる。ここも好きな映画館だ。監督特集映画上映では、京橋の「フィルムセンター」に次ぐラインナップを組むことで定評がある。オ−スン・ウェルズの『Mr.アーカディン』や小川紳介のドキュメンタリーなど、ここで観ている。岡崎氏は「人生書房」をとりあげているが、私は今池の「ウニタ書房」に立ち寄っていた。最近閉店したらしい、残念なことだ。