絵画

ラス・メニーナス

■ベラスケス「ラス・メニーナス」ほか(プラド美術館)フーコーの著書『言葉と物』の冒頭の口絵を飾って以来、「ラス・メニーナス」は必見の絵画となっていた。眼前に観たときは、ただ立ち尽くすのみ。 言葉と物―人文科学の考古学作者: ミシェル・フーコー,M…

フェルメール展

東京都立美術館で開催されている「フェルメール展」に行ってきた。9月10日(水)の午後。平日だというのに、待ち時間が20分、入場券を窓口で購入するのに約10分。従って、会場に到着し、絵画を観るまでに30分を要した。この分だと、土日の混雑ぶりが予測され…

実物を見ておきたい絵画

グリーナウェイ『レンブラントの夜警』に触れたとき、この絵画の実物を見ていないことが切実になった。人生の時間は限られている。内村剛介『見るべきほどのことは見つ』(恵雅堂出版,2002.6) という書物があったが、本に関しては「読むべき本は読んだ」と…

ラ・トゥール

芸術新潮 2005年 03月号出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02/25メディア: 雑誌 クリック: 8回この商品を含むブログ (2件) を見る表紙は「ゆれる炎のあるマグダラのマリア」 『芸術新潮』2005年3月号で「ラ・トゥール」の特集が組まれている。 また …

山口晃作品集

山口晃作品集作者: 山口晃出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2004/10/01メディア: ペーパーバック購入: 6人 クリック: 110回この商品を含むブログ (74件) を見る 東京大学出版社から、若手の日本画家の第一画集が出版された。これは、ひとつの事件とい…

エドワード・ホッパー

現代画家については、あまり良く知らない。しかし、エドワード・ホッパー(1882-1967) だけは、例外的にその静かな人物のたたずまいや、構図などに惹かれる。最も著名な作品に「ナイト・ホークス(Nighthawks)」(1942)がある。「夜更かしする人々」、夜のコ…