2007-03-24から1日間の記事一覧

純粋理性批判

もちろんこの機会に、原佑訳を渡邊二郎氏が補訂補訳したカント『純粋理性批判(上・中・下)』(平凡社ライブラリー、2005)も読みたい。積読で放置してきた哲学の古典を読むことを自らに課したい。結果はどうなるか心もとないが、しばらくは新刊本を敬遠し…

精神現象学

このところ、拙ブログでは映画の覚書ばかり記録している。それには私なりの理由があるからで、本に関しては、昨年末から、例えばホルクハイマー・アドルノの『啓蒙の弁証法』(岩波文庫、2006)、ハイデッガーの『ハイデッガーカッセル講演』(平凡社ライブ…

リトル・ミス・サンシャイン

アカデミー賞助演男優賞受賞したアラン・アーキンが祖父役で出演している、『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)を観た。インディーズ系の小品がアメリカでヒットした。一言にしていえば崩壊した家族の再生物語をロードムービー形式で見せる作品。 リトル…