2005-06-10から1日間の記事一覧

ザ・インタープリター

実際に国連の内部で撮影した話題だけでも観る価値がある。それ以上に、アメリカ映画が、民主化という名目のもとで、他国の内戦に介入するケースとして、また9・11以後のアメリカの方向性を批判した映画としても存在価値抜群のフィルムだ。反暴力、反戦、…

タイガー&ドラゴン『粗忽長屋』

『タイガー&ドラゴン』は、毎回、レベルの高い映像、ひねったクドカンの脚本、「落語」を現代に読み替える手腕に、舌を巻く面白さ。最近、これほど観ることの快楽を味わい、はらはらドキドキさせるドラマは、稀有な体験だ。 第九回は、シュールな古典落語『…