日本精神分析
- 作者: 柄谷行人
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/07
- メディア: 単行本
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柄谷行人のテクストは、誤解を招きやすい。しかし、『日本近代文学の起源』と『日本精神分析』が、氏の思考法を理解するためには、 もっとも解り易く記されている。近代国家は、資本制=ネーション=ステートが、三位一体であるから強固であると主張する。
資本制=ネーション=ステートへの対抗の場を、この三位一体の「外部」、つまり、アソシエーショニズムに求めればよい、と私は思います。(p54)
さて、その実践運動であったNAMの挫折をどう見るか、理想主義の敗北だろうか。資本主義のグローバリズム(新保守主義)を揚棄することは、果たして可能なのだろうか。
- 作者: 柄谷行人
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- 作者: 柄谷行人
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