以上の文を書いたところで、二冊目の『日本語で読むということ』(筑摩書房、2009)も読了した。二冊を合わせて読むと、水村美苗という人の思考法や言語観が浮かび上がってくる。女性ならではの鋭い感覚。たんなる「女流文学者」とは一線を画する<小説家=…
水村美苗が『日本語が亡びるとき』(筑摩書房、2008)を出版したのは、二分冊となった『日本語で読むということ』『日本語で書くということ』(筑摩書房、2009)に収められたエッセイや評論の「序文」を書いているうちに、次第に長くなり序文が独立して『日…
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