2007-07-01から1日間の記事一覧

17歳のための世界と日本の見方

松岡正剛が帝塚山学院大学で「人間と文化」と題した講義を復元・編集したのが、『17歳のための世界と日本の見方』(春秋社、2006)*1であり、まずこちらを読了した。 「関係」と「編集」、「文化感覚距離」などの「ことば」を駆使して、世界の成り立ちの根底…

ちょっと本気な千夜千冊 虎の巻

松岡正剛『千夜千冊(全8冊)』(求龍堂、2006)は、web版「松岡正剛の千夜千冊」を、再編集・加筆した大全集であるが、あまりの金額の高さ故敬遠している。いや、それよりも、松岡正剛その人がいまひとつ理解できないのだ。読書の守備範囲の広大さには驚くし…