村上春樹新訳『ロング・グッドバイ』を読了。分かったことは、チャンドラーは徹底して「文体の作家」だということ。文体の魅力とともに、文明批評がシニカルに展開されている。村上春樹は、チャンドラーの比喩や形容することばの過剰さを、引き継いでいるこ…
村上春樹新訳三部作の最終作。レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』(早川書房)が、発売された。フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』(中央公論社、2006)が、昨年11月だったから、随分早いペースだ。早速「訳者あとがき」から読む。 ロ…
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