2007-02-18から1日間の記事一覧

戦後文学エッセイ選

松本昌次主催の出版社・影書房は『戦後文学エッセイ選』全13巻という地味な企画があり、松本氏はこの企画について次のように記している。 この〝選集〟に収録させていただく戦後文学者の方がたはわたしがかつて未来社の編集者として在籍(一九五三年四月〜八…

見るべきほどのことは見つ

見るべきほどのことは見つ作者: 内村剛介出版社/メーカー: 恵雅堂出版発売日: 2002/06メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る 内村剛介には、『生き急ぐ』があるが、今手元に見つからないので、近刊『見るべきほどのことは見つ』…

石原吉郎詩文集

戦後問題の一つにシベリア抑留体験の人たち、石原吉郎、長谷川四郎、内村剛介の著作がある。木下順二がいう「未清算の過去」のなかでも、もっとも話題にされない敗戦後問題である。石原吉郎『石原吉郎詩文集』、長谷川四郎『シベリア物語』、内村剛介『生き…