新聞

東京新聞の気概

政治について拙ブログで書くことはまずない。原則として書かないことにしていた。昨年9月の「政権交代」は、私が選挙に参加し始めて以来、画期的な出来事だったが敢えて触れなかった。しかしながら、2月7日(日)付けの『東京新聞』社説は、他紙を圧する傑出…

人の座標はどう変わったか06冬

2006年1月5日の拙ブログで、辺見庸氏の「共同通信」配信連載記事の第1回に触れたが、全4回の連載であった。その記事は、あまりに重い問いかけだった。第1回「世界の涙の総量は増えている」 第2回「人は資本の使徒として生かされる」 第3回「平和には死の花…

拝金主義批判

「朝日新聞」1月4日(水)の「新・欲望論」第一回掲載の茂木健一郎『多様性こそが合理的』と、共同通信系の地方紙、5日(木)掲載の辺見庸「人の座標はどう変わったか・1」『世界の総量の涙は増えている』には、共鳴する内容があり、続いてほぼ同様の趣旨…