とくに、大沼晴暉『図書大概』(汲古書院,2012.11)は、確かに漢籍や和本に関する、書誌学的な解説本だが、武藤氏が記しているように、「図書の調べ方」は必読箇所である。その前に「刊、印、修」の違いは、洋装本でいえば、「刊」は「版次」、「印」は「…
毎年『みすず』の1月・2月合併号は、前年度の「読書アンケート特集」であり、楽しみにしていた。しかしながら、率直に云って、書物の収穫とは、個人的なものであり、多くの専門家が揃って推薦している本の価値とは何か。価値とは、読者が納得できてしかも感…
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