2006-03-12から1日間の記事一覧

自分自身への審問

脳出血に続いて癌におかされている辺見庸『自分自身への審問』は、いわば遺書とも読める濃密な内容の書物になっている。読むことに一種の覚悟が必要な書物だ。拙ブログの1月5日と14日の二度にわたり触れた辺見氏の共同通信配信記事「人の座標はどのよう…