911から3年


2001年9月11日の衝撃の同時多発テロ事件から3年が経過した。この間、世界の混沌たる状況は、周知のとおりで、ブッシュの対テロ戦争は、その効果をあげているとはいえない。むしろ、より混迷をきわめている。この3年間、自由と民主主義の大国アメリカで、なぜこのような大規模なテロが起きたのか、その原因解明がなされたとは思えない。11月には次期大統領選挙がある。アメリカ国民がどのような選択をするのか、世界が注目している。


アフガン、イラク戦争アメリカは勝利したわけではない。にもかかわず、ブッシュ支持率が予想外に高い。アメリ国民の選択次第で、世界が平和の方向に収まるのか、あるいは、更なる混迷を深めるのかが、決定されてしまうのだ。