日記の始まり - 新・整腸亭日乗

本日から日記なるものを始めます。名づけて『整腸亭日乗』。

もちろん、荷風散人の『断腸亭日乗』からきています。この「はてなダイアリー」には『○○○日乗』というタイトルを冠した日記が多い。いずれも、荷風ファンだとは思うけれど、荷風のようには書けない。

川本三郎『荷風と東京』（都市出版）という名著があります。『断腸亭日乗』に従って、東京を歩きながら過去の風景を視て、荷風の小説や随筆に触れていています。606頁の大著でもあり、読み応え十分の書物です。『荷風と東京』については、再読時に、改めて言及する予定です。

何も荷風気取りで、書こうなどと大それた思いなどありません。読書と映画の感想を中心に、メモを残してみたい。そんな思いでこの日記なるものを始めてみたいと思います。